一軒家にでてくる虫達への対策 【第一弾】 蜂
DIYからちょっと外れますが、初めて一軒家に住んでみて戸惑った事の一つが虫がよく出るって事です。
庭にクマバチが住んでたり、玄関の外やガレージでやたら蚊にさされてたり
蟻や、蜘蛛も家の中でよく見かけます。
たまに、正体不明の虫なども見かけます。
そして、「どうしたものかー」、「ほっといていいのだろうかあ、対策をこうじるべきなのかー」と悩んでしまう事も多いです。
そこで、このブログで虫シリーズも始めようと決めました。
第一弾は、蜂です。
目 次
私の家の庭に住みついているクマバチの話と、後半は危険な蜂についてまとめました。
これから、凶暴な蜂が活発になる季節なので、しっかり蜂のことを知り、安心してレジャーを楽しんで頂いたらとおもいます。
蜂の写真がのってます!! 苦手な方はお考え下さい。
クマバチとの出会い
5月頃です。リビングの網戸を庭側から掃除してました。
そしたら、
ブ ~ ン
っと 大きな羽音が背中の方の小さな木あたりから聞こえてきました。
「やばい、蜂か?」 とおもって とりあえず振り向きもせず、じーっとしてました。
音がしなくなったので、さっさと用事をすませ、家の中に入りました。
数日後、今度は洗濯物を干している時にまた
ブ ~ ン
って音が前方のほうからしました。
そしたら、小さな木のちかくに、丸い結構大きな蜂が飛んでるんです。
「やばい、どうしようー」 っと怖くなり、家に逃げ込みました。
「わー 洗濯干しの近くやのに、怖くて洗濯できないやん」
これは、調べるしかないと ネットで蜂の事を調べてみました。
”羽音が大きくて黒くてずんぐりむっくり” という情報を元に調べると これはクマバチに違いないことが判明。
そして クマバチは、おとなしい蜂だとわかり一安心しました。
クマバチって こんな蜂なんです。
- 体は、2㎝ぐらいでずんぐりむっくり
- 全体に黒いが、顔の下あたりは、黄色くなっている。
- 性格は温厚
- 自分からしかけてくることは、絶対にない。
- オスは、そもそも針をもっていない
- メスは、針をもっているが、こちらからしかけたり、子供がいる時期に巣に近づいて刺激をあたえたりしないかぎり刺すことはない。
- 他の蜂のように女王蜂がいるわけでもなく、巣を作って団体でいることもない。
- 木の裏に穴を作って住む
- 日本固有の種類 <= だから温厚?
- 5月から10月に活動
- オスは、動くものに反応してメスでないかチェックするらしい。なので、人間に近づいてきた時も、メスでないかチェックしてる事があるそうです。 <= おもしろいですね!あなたも クマバチのお嫁さん候補!!
なんか、くまばちを好きになってきました。
こんな蜂なら駆除する必要ないと、そのまま庭に放置する事にしました。
今8月ですけど、家にいるとほぼ毎日、クマバチをみかけます。
なんせ、羽音が大きいので、家の中にいてても気づくんです。
我が家は、7月の始めにリビングのクーラを入れ替えました。
クーラの室外機は、なんとクマバチの巣のすぐ横に置かれています。
業者の方が、作業をしているとき、クマバチも近くで飛んでました。
気にはなっていたのですが、「クマバチは温厚やから何事もないはずや」って言い聞かしてました。
そして 作業が完了した時、業者さんが、「クマバチを退治しておきました」 と 報告してくれたのです。
私は、心の中で「えー 退治っていったいなにしたん?。あとで逆襲されたらどうしよう」って叫びました。
でも、取り越し苦労に終わり、今までどおり、クマバチは何事もなかったように木の裏に住み続け、たまに音をたててどっかに飛んでいき、気づいたら戻ってきて、木の裏に消えていきます。
そこで私は、「わー クマバチって本当に温厚なんやわー 体もずんぐりむっくりして可愛いし、ペットにしようか? これからくまちゃんと呼ぼう」とかなり痛いことを思い始めました。
それくらい、害のない可愛い昆虫なのです!
ただ、気をつけかくてはいけないのは、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチと間違わないようにする事です。
この3匹は、危険です。それぞれの蜂の特徴と習性を紹介しておきます。参考にして下さい。
スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの生態
スズメバチ
一番危険で被害が多い
体格 | 蜂の中で最大級 体長~40mm |
攻撃性 | 凶暴 |
毒の危険度 | もっとも危険、刺すだけでなく、毒をまき散らす事があり、呼吸困難や、失明する恐れもある。 2度目以降にさされた時、アナフィラキシーショックになる人もいる。 |
巣 | 生い茂った樹木の枝、住宅の軒下 土の中 |
襲われる タイミング |
巣はもちろん、餌場に近づくと敵とみなし襲ってくる。 黒・赤・青といった濃い色に対し特に攻撃性を強める 匂いにも敏感。(整髪料、香水、汗など) 針で刺すだけでなく、大顎でかみついたり、針から毒の液をもきちらし、仲間を呼びます。 |
襲われるケース | 山道を散策中、気づかずに土の中の巣を踏んだり、近づいたりして刺される。 |
要注意時期 | 7月~11月 |
攻撃を 避けるコツ |
あたたかな時期に山中に出かける時は、薄い色の服を着て、香水、整髪料をつけない。まめに汗は拭き取る 攻撃を仕掛ける前に威嚇することがあります。 大きな顎をカチカチとならし、大きな弧を描いて飛びまわります。 それに気が付いたらさっさとその場所から立ち去りましょう |
刺された時の対応 | ・現場を立ち去る ・仰向けに身体を横たえる。足を高く 頭を低くする ・可能であれば冷やして、血液が毒を吸収するのを遅らせる。 ・刺された患部を水で洗い流す。 ・傷口の周りをつまんで、血と一緒に毒を絞りだします。 口で吸ってはいけません。 ・毒を取り除く、ポイズンリムーバーがあれば、15分以内にポイズンリムーバーで毒をとる。 ・後は、病院に行く。 |
アシナガバチ
おとなしいが、毒は強い
体格 | 細い体 体長~26mm |
攻撃性 | おとなしい |
毒の危険度 | 強力 2度目以降にさされた時、アナフィラキシーショックになる人もいる。 |
巣 | 開けた場所ならどこでも 民家の壁・庭や、人間の目線より低く作れることも多い |
襲われるタイミング | 巣の近くてうろちょろする |
襲われるケース | 庭仕事などしている時に、気づかず、巣に触り刺されることがある。 |
要注意 時期 |
6~10月 |
攻撃を避けるコツ | 巣に近づかない |
刺された時の対応 | スズメバチに同じ |
ミツバチ
おとなしいが、冬場は、集団で襲ってくることもある
体格 | 体長は〜20mm |
攻撃性 | おとなしい |
毒の危険度 | それなりに強い 針は、人体にのこり、強い匂いを発し、他の蜂を呼ぶ |
巣 | 木の洞や床下のすき間などの密閉空間 |
襲われる タイミング |
巣の近くてうろちょろする |
襲われる ケース |
養鶏場に触れる |
要注意 時期 |
越冬前後の寒い時期 10月~11月、2月~3月 |
攻撃を 避けるコツ |
巣に近づかない |
刺された時の対応 | 針を抜き、水や葉などで刺された部分を洗って、匂いを消す。 後は、スズメバチに同じ |
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最後にちょっと面白いミツバチの話
- 交尾を終えた雄蜂は、生殖器を女王蜂の体内に残したまま引き離されてそのまま死んでしまうそうです。 オー No ですよね!ひどすぎませんか
- 毒針を使うと死んでしまうので、体格を大きな敵をやつけるため、集団で囲んで敵の体温をあげてやつける事がある 頭いいですね!